順位を決めるルールをすべて公開します
各事業者の記録を10項目の「はい・いいえ」で判定し、合計10点になるよう配点しています。配点、並べ替えのルール、そしてスコアが見ていないものを説明します。
執筆 Rowan Sayer/最終確認日:
事業者データの編集担当。公開された規約とライセンス登録簿をもとに記録をまとめています
このサイトでは、どのカジノを1位にするかを人が決めることはありません。短いスコア計算の処理が各事業者の記録を読み、見つかった事実ごとに点数を加え、その結果で並べ替えます。このページでは、その処理を配点ごとに平易な言葉で書き出しています。トップページにある日本向け暗号資産カジノの表が、このルールどおりに作られているかを誰でも照らし合わせられるようにするためです。
この処理が測っているのは情報開示です。つまり、事業者が自社について、第三者が確認できる形でどれだけ公開しているか、という一点です。開示は品質よりも狭い概念です。有名なブランドが小さなブランドより下に来ることもあります。公開している書類が少ないか、公開されているページを私たちがまだ見つけられていないだけ、という場合です。各ブランドについて何を読んだかは、カジノレビューに出典ごとにまとめています。
開示を基準に選んだのは、アカウントを作らず、お金も動かさずに外から評価できる唯一の性質だからです。出金の速さやサポートの質をスコアに入れようとすれば推測に頼るしかなく、比較表に推測を混ぜることは、正直な空欄よりも害が大きいと考えています。
10のチェック項目と配点
各チェックの答えは「合格」か「不合格」の二つだけで、合格すると決まった点数が入ります。10項目の配点を合計すると10になり、これがどのブランドでも到達できる上限です。最終的な点数は小数点以下1桁に丸めます。
1点ではなく1.5点が付く項目が二つあります。記録に取り消し扱いではないライセンスステータスがあるかどうか、そして事業者の規約に本人確認についての記述がそもそもあるかどうかです。この二つのどちらかが欠けているとき、読者が最も無防備になるため、0.5点を上乗せしています。
| チェック項目 | 点数 | 合格の条件 |
|---|---|---|
| ライセンスが有効な状態 | 1.5 | 記録にライセンスステータスがあり、そこに取り消し(revoked)・撤回(withdrawn)・解除(cancelled)を示す語が含まれていないこと。 |
| 本人確認の記述 | 1.5 | 規約に本人確認に関する何らかの説明があること。 |
| 発行当局の名称 | 1.0 | ライセンスの発行当局が明記されていること。 |
| ライセンス番号 | 1.0 | ライセンス番号が公開されていること。 |
| 登録簿での照会手段 | 1.0 | ライセンスを照会するための登録簿リンクまたは識別子があること。 |
| 本人確認の基準額 | 1.0 | 本人確認の記述に具体的な金額が添えられていること。 |
| ゲームスタジオの一覧 | 1.0 | ゲーム提供会社の一覧が公開され、それを読んだこと。 |
| 対応コインの一覧 | 0.75 | 利用できる暗号資産の一覧が公開され、それを読んだこと。 |
| 制限国リスト | 0.75 | 利用を制限する国・地域の一覧が公開され、それを読んだこと。 |
| 設立年 | 0.5 | 事業者が設立年を明記していること。 |
合計10.0点。すべての判定は事業者の記録から行います。編集部の判断が入る余地はなく、手作業で設定できる項目もありません。
上限が縮まない理由
公開している事実が2つのブランドも、10項目すべてを公開しているブランドも、同じ10点満点で採点します。つい選びたくなる別の方法は、たまたま埋まっている項目の数で割るやり方です。この方式だと、正しい事実を一つだけ公開した事業者が満点を取れてしまい、なるべく何も言わないブランドほど得をします。
上限を動かさなければ、低い点数はそのまま正確な説明になります。10点中2点のブランドは、悪いカジノだと判定されたわけではありません。10の問いのうち8つに公開された答えがなかったカジノであり、数字はまさにそのことを伝えています。
このサイトで空欄になっている項目は、出典が見つからなかったか読んでいないことを示すもので、答えが「なし」だという意味では決してありません。この二つを混同するコードは、誰も開いていない書類に点数を与えてしまいます。そのため、空のリストは不合格として扱います。
点数より優先される唯一のルール
点数を比べる前に、並べ替えの処理は記録を二つのグループに分けます。ライセンスステータスが取り消し・撤回・解除と記録されている事業者は下のグループに入り、上のグループの事業者は、点数の多少にかかわらず全員がその上に並びます。
現在の記録で下のグループに入っているのは、登録簿がライセンスを取り消し済みと返しているBets.ioの1ブランドだけです。ほかの項目の合計がそれなりの点数になったとしても、ここでは関係ありません。どれだけ詳しい情報を公開していても、当局がライセンスを取り上げたという事実を覆すことはできないからです。
各グループの中では点数の高い順に並び、同点のブランドはアルファベット順に並べます。そうすることで、ビルドのたびに表の順序が入れ替わるのを防いでいます。この同点時の扱いを除けば、計算以外のものが順位を決めるのは、この取り消しライセンスのルールだけです。
制限国リストは、スコアでは有無だけを数え、中身は掲載の判定にだけ使う
スコアが問うのは、事業者が制限国リストを公開しているかどうかだけです。リストにどの国が載っているかは、どのスコアにも影響しません。リストの公開は対応コイン一覧の公開と同じように、自社のルールを文書にする姿勢の表れとして扱います。
中身を読むのは一か所だけで、このサイトに誰を載せるかを決めるデータ生成の段階です。自社のリストを読んだうえで、日本が含まれていないブランドが掲載されます。掲載されているブランドはすべてこの判定を通過しているため、この項目にも全員が合格します。実際には全行に同じ0.75点が加わるだけで、順位の差にはなりません。
二つの役割を分けているのは意図的です。スコアが制限国リストの中身まで読むようになれば、ブランドがどこで事業をしているかによって加点や減点をすることになります。このサイトが順位付けの対象にしているのは、事業者が公開している内容だけです。
スコアに見えないもの
出金がどれだけ早く届くか、サポートがどう対応するか、紛争がどう決着するか、ボーナスがどれほど有利か、事業者が自社の条項を守っているか。スコアにはどれも見えません。これらを測るには実際のお金で遊ぶ必要がありますが、このサイトではそうしたことを一切していません。
規模や知名度にも点数はありません。トラフィック、人気、運営年数に対する加点はありません。設立年は記載するだけで0.5点になるため、2013年に開業したブランドも2024年に開業したブランドも、どちらも年を明記していれば同じ0.5点です。
お金も計算の外にあります。事業者の記録には商業上の取り決めを入れる項目がないため、支払いがスコアに入り込む経路がありません。このサイトの有料パートナーであるVaveは、ランキング表の行には含まれていません。トップページでは独立した枠に表示され、「Commercial placement」(広告枠)と明記されています。
よくある質問
- 1位は最高のカジノという意味ですか?
書類が最もそろっている事業者という意味です。プレイする場所として最適かどうかは別の問題で、スコアはその問いに答えようとしていません。
- 満点がいつも10なのはなぜですか?
証拠の量に合わせて上限が縮むと、公開が少ない事業者ほど有利になります。10に固定しておけば、低い点数は「ほとんどの問いに答えがなかった」という正しい意味で読めます。
- 有料掲載は順位を変えますか?
いいえ。事業者の記録には商業上の情報が一切保存されていないため、スコアからは見えません。ただし一点ご注意ください。表の「サイトを開く」ボタンは、このサイトのほかの外部ボタンと同じく、その行の事業者ではなく同じ有料オファーにつながっています。仕組みは利用規約のページで説明しています。
日本の暗号資産カジノの比較表はトップページにあり、各事業者が自ら公開している情報の順に並べています。